佐藤 寿洋
さとう・としひろ

平成16年入社
ボイラー担当 
酒ほとんど飲めません

■ AKEMI KAWATA
■ TOSHIHIRO SATOU
■ MUTSUNARI ITOU
■ RYUUKI KONDOU
■ MIYOSHI NAGAOKA
■ YOSHIKO ISHIYAMA
■ TAKESHI SAWADA
■ TSUTOMU OHYAMA
■ TSUYOSHI KOBAYASHI
■ MASAHIRO TAKAHASHI

米を蒸す蒸気、瓶を洗う湯
自分の担当はボイラーです。ボイラーは、蒸気でお米を蒸す工程でまず必要になります。それから暖房にも使いますし、水道管の凍結防止にも使ってます。冬以外の季節でも、洗瓶のための湯を沸かしたり、火入れの工程ではお酒をあっためたりしなければなりませんから、ボイラーは通年で動かしてるんです。毎朝ボイラーに火をつけて、できた蒸気を各部屋にバルブで流します。夕方になると運転を止めます。ボイラーの仕事は朝と夕方が主なので、あとは蒸気の管の修繕とかいろいろ細かいことをやってます。自分の仕事は直接酒を造る仕事ではないですけど、なるべく造り手の人達がやりやすいようにと思って、冬場はみんなよりちょっと早めに来てあっためといてあげようと朝7時過ぎには来るようにしています。

冬場は精米作業も担当
仕込みの冬は、空き時間に精米機も見ています。精米は精米所でやってもらってるんですが、「山田錦」を35%まで精米するっていうのだけはうちでやってます。それだけは特別なんです。鑑評会に出品したりするような酒に使う米の精米はなかなか難しいんで、自分とこでやるんです。精米自体は精米機がやるんですけど、そのプログラムを指定してやったり、動いてる間は定期的に見ててやらないと米が詰まって機械が止まっちゃうこともまれにありますから。
精米歩合35%ってことは65%が糠で出るってこと。お米は小さく、まんまるに近くなるまで削られます。精米はコンピュータで設定して回転数によって削り具合が変わるんですけど、米の流れる量を調整して制御できるようになってるんです。1回に入れる量は1,200キロ。機械をずっと回し続けて55〜56時間で35%になるんです。夜通しずっと、二日半とかかけて、ですね。やっぱり当然気になりますから、夜中も見に来ることありますね。ワンシーズンでの回数ですか?14〜15回はやってんじゃないでしょうか。10月末か11月初め位から、12月中旬か末までです。

得意な修繕仕事から
アイスドームづくりまで
ボイラーの蒸気を送る管もそうですけど、そういう設備って消耗品ですからね、錆びたりしてどうしても傷むから。だから漏れとかがくる前に発見して整備できればと思ってやってます。後手後手にならないようにね。あと、同じ修理するにしても自分なりに工夫して、なるべく使いやすくするのが楽しいですね。手抜いて直すと正直なんですよ、こういうの。すぐ壊れる。それ以外の細かい仕事では、その季節季節でいろいろね、搾りを手伝ったり、酒粕はがしたりするのも手伝いますね。あと、アイスドームづくりね。あれももちろん手伝ってます。
酒蔵で働く蔵人の一員として
平成16年1月の入社だから、もう四年目ですか。ハローワークで見て来た職場なので、こういうふうに酒蔵で働くのは初めてです。以前の職場ももの造りをしているとこだったんですけど、そういう雰囲気は好きですね。働いてる人の雰囲気もすごくいいんじゃないでしょうか。皆さん朝早いですしね。自分の仕事に合わして、責任もってる範囲に合わして、ちょっと早めに来て段取りしたりとかね。え、好きな酒ですか?いや、お酒だめなんです。アルコール全部だめなんです。宴会でもウーロン茶です。家でも全然飲まない。家内も飲まないんです。そうやって飲まないから、なおさら飲めなくなるんでしょうね(笑)。